転職エージェントはどこを選んでも同じようなものと言われれば確かにそうなのですが、年代によってキャリアが違うので、厳密には選び方があります。今回の記事は、年代別の転職エージェントの選び方を紹介します。
- 20代の転職エージェントの選び方
- 30代以降の転職エージェントの選び方
- 30代以降の低キャリアの転職エージェントの選び方
20代の転職エージェントの選び方
20代の中でも前半と後半に選び方が変わります。
- 20代前半の転職エージェントの選び方
- 20代後半の転職エージェントの選び方
20代前半の転職エージェントの選び方
大学をストレートに卒業して入社するのが22歳です。そこから25歳までを前半とします。キャリアは3年以内で、第二新卒と呼びます。
この第二新卒が転職エージェントを選ぶ際には、第二新卒を専門にしているところを選びましょう。なぜなら、一気通貫型や分業型という括りで選んでしまうと、第二新卒の求人は少なくなってしまい、転職がしにくくなるからです。
第二新卒を専門にしている転職エージェントは、
- ハタラクティブ
- いい就職ドットコム
- セカンドカレッジ(ジェイック)
- ウズキャリ
- 就職Shop
- DYM就職
- 第二新卒エージェントneo
- マイナビジョブ20's
- キャリアスタート
です。
20代後半の転職エージェントの選び方
20代後半は前半と違い一定のキャリアがあるので、企業からはほぼ即戦力として見られます。一方で、30歳未満の人を一括りにして採用する企業もあり、この場合はポテンシャルを見られます。
そのため、一般の転職エージェントだけでなく、第二新卒専門の転職エージェントも併せて利用するのがおすすめです。なぜなら、第二新卒だけでなく20代を利用対象としているからです。
20代後半の転職エージェントは、
- 第二新卒専門の転職エージェント(上記20代前半を参照)
- リクルートエージェント
- doda
- マイナビエージェント
- パソナキャリア
- Spring転職エージェント
- ワークポート
- メイテックネクスト
- マスメディアン
- ヒューマンタッチキャリアエージェント
などです。
30代以降の転職エージェントの選び方
30代は完全に即戦力とみられます。30代前半は20代後半とあまり変わりませんが、30代後半は管理職も視野に入ってきて、早ければ、管理職になっている人もいるので、ハイクラスを対象にしている転職エージェントを利用するのもおすすめです。40代以降も30代と同じです。
30代以降の転職エージェントは、
- リクルートエージェント
- doda
- マイナビエージェント
- パソナキャリア
- Spring転職エージェント
- ワークポート
- メイテックネクスト
- マスメディアン
- ヒューマンタッチキャリアエージェント
- JACリクルートメント
- キャリアカーバー
- ビズリーチ
などです。
30代以降の低キャリアの転職エージェントの選び方
20代はともかく、30代以降の低キャリアの人がまともに転職エージェントを利用するのは難しいです。民間ではなく公共の転職支援サービスであるハローワークやジョブカフェを利用する方が可能性はあります。
- わかものハローワーク(卒業後4年以降から40代半ば)
- ジョブカフェ(地域によって異なるが、40代半ばぐらいまで)
各都道府県が設置しているジョブカフェの中でも、東京都が運営する東京しごとセンターは人材サービス会社のパソナやパーソルキャリアなどに委託して運営している非正規向けのサービスもあるので、30代・40代の非正規の人におすすめです。
また、経験のある人も東京しごとセンターミドルコーナー(30〜54歳)、シニアコーナ―(55歳以上)でサポートしれくれるので、利用してみましょう。
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